IT御用人の備忘録

日々の日記とITインフラエンジニアの備忘録

バンクシー展に行った感想

banksyexhibition.jp

名古屋で開催しているバンクシー展に行ったので、その感想。

 

正体不明のアーティストで知られる「バンクシー

ある日の仕事帰りに、駅の改札を入った横に「バンクシー展」のチラシが目に入る。名古屋でバンクシー展が開催されていることを知り、緊急事態宣言も解除されたこともあり、平日の仕事休みに行ってみた。

平日だったこともあり行列はできていない。展示会場に入るとクラブっぽいBGMが流れバンクシーの作品が目に入る。会場は薄暗いこともあり、クラブか?と思うような印象を受けた。

 

展示会場に入ってから「著作権」が気になっていた。前知識なしで展示会場に行ったけど、そもそもバンクシー自身がこの展示会の主催者なんてことはないし、この入場料の収益はどこに行くのだろう?と考えながら見ていたので、ずっと後ろめたい気持ちがあった。

 

自分の気持ちはともかく、展示会はとても良かった。

街中にありそうでない、社会風刺の落書き(ストリートアート)は、見るものに対して「問い」を投げかける。

(会場は写真撮影OK)

f:id:monry:20210331135244j:plain

f:id:monry:20210331135328j:plain

 

バンクシー自身について考えてみる。

バンクシーは「バンクシー展」を"フェイク"と言っている。著作権については以下の記事が参考になる。

バンクシーの“商標権争い”が投げかける諸問題。知財に詳しい弁護士に聞く|美術手帖

 

ここからは個人の考察だけど、

バンクシーは何故、表現手法をストリートアートにしたのか、何故、正体を隠すのか?

 

バンクシーはストリートアートで思いを表現することにより、そのアートは誰でも見ることができて写真に撮れる。その情報はSNSで拡散されて多くの人々に伝わる。正体を隠しているのは最初から著作権など放棄しているかも知れない。バンクシーの目的は地位や名声、富を得ることではなく「伝える」ことだとしたらなんとかく腑に落ちる気がする。逆に言うと、だからこそ有名になったのだと思う。

 

この考察に至った大きな要因として、以下の記事がある。

バンクシーの絵、1億5000万円で落札直後にシュレッダーで裁断。なぜ? | ハフポスト

「富」は資本主義を象徴するもの。バンクシーは今の資本主義のあり方に対して一人ひとりに疑問を投げかけているのだと感じた。